『プラダを着た悪魔』

今日も街に出てない。


今日は雪の降るバレンタインデー。
女性に人気のあるらしい『プラダを着た悪魔』を見てた。
これ、以前にも見たことがあって、その時はあまり面白くないし、記憶にも残らない作品だった。
改めて、今日見ても、面白くなかった。
どういうところを楽しむ映画なんだろう。


頭はいいけどファッションセンスがない女の子が主人公。
頭の良さを買われて有名なファッション雑誌の編集長の第2秘書として雇われることになる。
編集長はファッションセンスは抜群だが冷徹で傲慢な女。
主人公のファッションセンスがひどいと言い放つ。
さらに、無理難題を押し付け、家にいても電話はひッきりなしにかけてくる。
主人公は同僚である第1秘書の女からも馬鹿にされ、
ついに我慢の限界を迎え、同僚のハゲに愚痴をこぼす。
そのハゲから甘えるんじゃないと優しく励まされ、再度やる気をだす。
気にしていなかったファッションについて改善して、編集長の要望を少しずつこなせるようになっていく。
気付けば主人公は仕事中心の生活となり、友人や彼氏との時間を減らしていく。
そうして迎えた彼氏の誕生日に、主人公は彼氏よりも仕事の電話を優先させる。
徐々にすれ違いになっていた二人は距離を置くことになる。
それでも仕事はますます忙しくなる一方だったが、徐々にその努力が報われて
編集長に認められるようになる。
ファッション業界ではパリコレに行けることが最高の幸せと考えられていた。
主人公の務める会社では、編集長に同行してパリに行ける秘書は1人だけ。
いつの間にか第1秘書よりも出来る女になっていた主人公は、
第1秘書を蹴落としてパリへ同行する権利を手にする。
第1秘書は激怒していたが、主人公は編集長が決めたことだと言い逃れする。
しかし、いざパリへ行くと、ランウェイを堪能していた。
パリでは軽い男と一夜を共にしたり、いつも支えてくれるハゲの同僚の独立をお祝いしたりした。
ところが、ハゲの同僚は編集長の保身のために独立のチャンスをつぶされてしまう。
そのことがきっかけで、編集長の言うことはどんな理不尽なことでも聞いていた主人公は
ついに反発する。そして、会社を辞め、彼氏と寄りを戻そうする・・・。


おしゃれな服を着てるのを見るのが楽しい、とか
神様のように絶対的な上司に認められるってあたりがよいのかな。
映像を楽しむ映画なのかもしれない。
私は女の子の感性が理解できなんだなと思い知らされた映画だった。